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小規模多機能型居宅介護ってどんなもの?

小規模多機能型居宅介護に転職するなら働き方と給与もチェック

働き方と給与事情もチェック

働き方と給与事情もチェック

雇用形態について

小規模多機能型居宅介護の求人を見ると正社員をはじめ、パートや派遣など様々な雇用形態で募集があります。自分のライフスタイルに合わせて働くことも可能でしょう。
正社員で働く場合は1日8時間勤務で週休2日のシフト制が基本です。シフトには早番、日勤、遅番、夜勤の4つがあり、時間帯によって業務内容が異なります。早番は7時頃に出勤し宿泊している利用者の起床や朝食の介助が主な仕事です。朝早い時間帯の訪問を希望している利用者がいる場合は訪問に行くこともあります。日勤の出勤時間は9時頃です。利用者のお迎えや対応、訪問が主な仕事です。遅番は11時頃に出勤します。日中は早番や日勤のスタッフと一緒に仕事をし、その人たちが退勤した後は遅い時間帯を希望する利用者の訪問や宿泊の利用者の夕食対応などを行います。夜勤は17時頃に出勤し宿泊の利用者の夜間の安否確認や翌日の朝食の対応などが主な仕事です。
正社員以外にもパートや派遣などの働き方もあります。パートは短時間勤務が可能なので家事や育児と両立したい主婦にもおすすめです。派遣は人材派遣会社に登録し、そこから各施設に派遣される働き方であらかじめ契約期間が決められています。契約期間が終了するとそこでの勤務も終了となりますが、契約延長になる場合もあります。同じ職場で長く働くのではなく、色々な職場を経験したい人におすすめの働き方です。

給与について

厚生労働省の調査によると小規模多機能型居宅介護で働く介護士の平均月収は、正社員が約30.5万円、パートや派遣は約24万円でした。雇用形態によって金額に差があるようです。
正社員の給与には基本給だけでなく各種手当や一時金、賞与も含まれています。ただし、これはあくまで平均です。事業所によって夜勤の回数や賞与の有無、残業の有無などは違いますし、住んでいる地域の相場によって給与水準も変わってきます。そのため、平均月収の金額を上回る場合もあれば下回る場合もあります。
また、もっている資格によっても異なります。上記で紹介した金額は一般的な介護士の月収ですが、国家資格でもある介護福祉士の場合は正社員だと約32.8万円、非常勤やパートだと約26.9万円と2万~3万円ほど高くなるようです。そのため、少しでも高い給与を望むなら介護福祉士など介護関係の資格を取得しておいたほうがいいでしょう。資格を取得することで給与アップになるのはもちろんですが、キャリアアップも目指すことができます。

小規模多機能型居宅介護に興味がある人へ

地域密着型サービスの「小規模多機能型居宅介護」とは
高齢者の在宅生活を支援する介護サービス
高齢者の在宅生活を支援する介護サービス

介護が必要になっても住み慣れた自宅で過ごしたい、と考えている高齢者は少なくありません。小規模多機能型居宅介護を使えば中重度の要介護状態でも「通所」「訪問」「宿泊」を柔軟に組み合わせた介護サービスが受けられるので、在宅生活を続けることができます。